2022.02.26
# ライフ # ビジネス

日本酒の「弱点」を克服、一流シェフも認める「斬新なお酒」があった…!

和食以外ともペアリングできる

「吟天シリーズ」が誕生したワケ

吟天シリーズを販売しているのは、2015年に創立した小田切商事。代表取締役を務める小田切崇氏は、学生時代に仲間たちと共に地方を巡って日本酒に対する造詣を深めてきた。卒業後に日本IBMへ就職するが、日本酒好きが高じて、1990年には日本酒と料理をテーマとした食事会を始める。当時はとても希少であった「唎酒師(ききさけし)」の資格を1995年に取得し、日本酒の普及に努めてきた。

小田切商事の代表取締役を務める小田切崇氏(筆者撮影)
 

造り手である酒蔵の想いや日本の美しい心を知る度に、日本酒の魅力を世界へ伝え感動をともにしたい、後世に残したいという思いが募り、30年務めた日本IBMを退職する。そして2017年、日本酒セレクトショップ「吟天」を立ち上げるに至った。

しかし小田切氏は、事業を立ち上げてから課題に直面する。高級料亭にワインリストはあっても、日本酒リストはないという事実を目の当たりにしたのだ。残念ながら、日本酒は高級酒という印象を持たれていない、そしてワインのように料理に合うお酒と思われていないことに、衝撃を受けた。

小田切氏は力を込めていう。

「日本酒の方がワインよりも合う食材が多いです。テロワールやペアリングにおいても、日本酒はワインにひけをとりません。例えば、生牡蠣であれば、ワインは生牡蠣の生臭さを酸味で切ることで口の中をさっぱりさせますが、日本酒は口の中で融合することでクリーミーな味わいへと変化させます。これこそが、本当の意味でのペアリングではないでしょうか」

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