2022.02.28
# エンタメ

今更のようにBTSにハマってしまった大人が、どうにもあらがえなかった理由

パラダイムシフトの今、「美の価値観」を刷新し続けてきた美容ジャーナリスト齋藤 薫さんが、注目したいある視点をピックアップします。

次に結婚するなら、韓国の男!  

初めての韓国旅行で、道を尋ねた男性が、自分の携帯で行き先を調べて、そこまでわざわざ連れて行ってくれるという“予想をはるかに超える親切”に、いたく感動して以来の韓国好き。次に結婚するなら、韓国の男と決めていました。

一方で、いわゆる韓流ドラマにハマることはなかったものの、映画は絶対、韓国映画! しかもなぜか「韓国ノワール」の麻薬的な魅力にハマって久しいのですが(韓国ノワールに関してはまた改めて書かせていただきます!!)、K-Popについては、“2人になってからの東方神起の美しさ”にときめいたのみで、ほぼ素人でありました。

なので今更、「BTSがいい」などと言うのはあまりに遅過ぎて、簡単過ぎて、ミーハー過ぎて、そりゃあさすがに恥ずかしいだろうと思っていました。

 

しかし!  聴き始めたら、見始めたら、もう止まらない。なるほどそういうことだったのかと深く深く納得。さすがにアーミーを名乗るようなレベルには行けずとも、ファンの端くれにはなれるだろうと思っているのです。


ちなみに私はクラシックオタクで、ジャズは聴くけれど、ポップスは好んでは聴かない。でも全てのジャンルの1番のアーティストは別。

かつて芸大生の“身の振り方”を取材した番組で、卒業を控えた声楽科の学生が「世の中の人が聴きたいと思っているのは、結局“1番の人の歌”だけだから」と、声楽家になるのを諦めて、一般企業に就職することを決めたと語っていたけれど、ある意味その通りだったりするのかもしれません。
やっぱり1番は別。完璧なパフォーマンスは、ジャンルを問わず芸術の域に達しているから人を感動させます。ジャンルを問わず、1番にはいろんな教えがあるからこそ、1番の人たちにこだわりたいのです。

それにしても、1番の中の1番になった彼らの、どうにもあらがえないこの執拗な引力は何なのでしょう。世界が熱狂的にときめくものの正体、それを改めて分析してみたくなり。

いやそんなもの分析するまでもないと言われるかもしれないけれど、でも韓国人と、何かと比較し比較される私たち日本人には、とても重要なことだから。今のK-Popには、それ以外の、それ以上の中毒性があるのは明らかなのです。


関連記事
岸田新内閣「対話と再分配」の政治で、私たちの生活はどう変わるのか>>

「世間」って、一体、誰?同調圧力に負けない生き方>>

人間は身近な人にほど嫉妬する。だから嫉妬を消すたった1つの方法【齋藤薫】>>

メーガン妃VS.カミラ夫人。「女の知性と品格」が分かる、バッシング対応【齋藤薫】>>

ファーストクラスの女性客と、エコノミークラスの女性客。その振る舞いに、格差は本当にあるのか?【齋藤薫】>>

関連記事