ダイエットの最初のイメージはどこから始まる?

これは生まれながらの女性の特性なのでしょうか? 私は生物学や医学の専門家ではないので断言はできません。ただ長年のカウンセリング経験からはっきり言えるのは、彼女たちは、幼少期から耳にしてきた周囲の何気ない言葉に影響を受け続けているということです。

たとえば「自分の母親は、子どもを産んだせいで体型が崩れたとよく嘆いていた。いつか子どもは欲しいけれど、今も理想の体型ではないのに、“子どもを産んだら太る”というイメージしかないので、妊娠することに躊躇してしまう」と話してくれた方がいます。自分の母親が「お腹の贅肉をつかんでため息をついていた」「体型や年齢による見た目の変化をうんざりした様子で嘆いていた」とおっしゃる方もいました。

女の子が成長する過程で、外見を価値基準とするさまざまな言葉に触れるうちに、「外見によって自分への周囲からの評価が決まる」という無意識のインプットが行われます。そして、一番身近な同性であるお母さんの言葉こそ、その影響は大きいのです。

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見えないところで連鎖するメンタルの影響

「幼稚園の送迎で会うよその子のママの理想的な体型を比較して落ち込んでしまった」という方や「自分は高齢出産で周りの子のママと比べて体型も見た目もおばさんだから、子どもが嫌な目に合わないか気になっている」という悩みを打ち明けてくださった方もいました。「外見によって人の自分への評価が変わる」という女性たちの思いに触れるたびに、胸が痛むのと同時に、その価値観がお子さんに伝わってしまっているのではないかとも感じます。

女の子の方が身体の発育が早いというのはよく言われることですが、女性ホルモンの影響により身体に脂肪がつきやすくなり、胸が大きくなるなどの見た目に大きく分かる部分での身体の変化が、小学生のうちから現れます。その変化に対しての気恥ずかしさや戸惑いが大きく、子どものうちからとにかくやせたいと極端な思考になってしまうこともあります。

女の子の方が体が丸みを帯びるなどの「容姿の変化」が大きい。それも意識してしまう要因になる Photo by iStock

だからこそ、特に女の子を持つママたちに伝えたいことがあります。すべての人に言いたいことではありますが、中でも女の子のママがダイエットするときに絶対にしてはいけない3つのことです。