2022.02.20
# 企業・経営

ASMLーゴミ捨て場に生まれた企業が世界の半導体製造を制覇した

技術力がニコン・キヤノンの躓きの石
野口 悠紀雄 プロフィール

ASMLの時価総額は、キヤノンの10倍、ニコンの60倍

現在のキヤノン、ニコンはどのような状態か?

キヤノンは、時価総額が255.9億ドル、世界第759位だ。2007年には784 億ドルだったのだが、このように減少した。

ニコンは、時価総額が41.8億ドルで、 世界第 2593位だ。 2007年には126億ドルだった。

 

2007年には、ASMLの時価総額は126億ドル程度で、ニコンとほぼ同じ、キヤノンの6分の1だった。しかし、いまでは、キヤノンの10倍程度、ニコンの60倍程度になってしまったのだ。

こうした状態では、日本の賃金が上がらないのも、当然のことと言える。

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