2022.02.22
# 不動産

1億円の「湾岸タワマン」購入で、実母と揉めに揉めた「エリート医師」の大誤算

賛成してくれると思っていたが…

首都圏、とりわけ東京23区の新築マンションでは、2021年の4月と8月の平均販売価格が1億円を超え、不動産業界を騒がせた。

首都圏のタワーマンションは、国内外の投資家や節税目的の富裕層が多く購入していることが特徴だ。一方で、居住目的で購入する層は経営者や医師、弁護士、共働きで世帯年収1500万円を超えるパワーカップルなど、裕福なファミリーが多い。

こうした居住者はドラマに出てくるような理想の家庭像を体現しているといえるが、そうした「タワマン暮らし」に対して偏見の目を向ける人もまた、一定数存在する。

今回は、タワマンを購入して理想の暮らしを手に入れた一家が経験したトラブルをお伝えする。

Photo by iStock
 

エリート医師らしく、タワマン購入を検討

笠原優一さん(仮名・39歳)は、都内の有名大学病院に勤務する、いわゆるエリート医師だ。病棟では患者さんからの信頼が篤く、医局では研修医を指導する立場であり、多忙な合間を縫って論文執筆にも勤しんでいる。

2歳年下の妻・あゆ美さんとは、社会人合コンで知り合った。スタイル抜群で派手な容姿に反し、もの静かで聡明なところに惹かれたという。あゆ美さんは大手ゼネコンで一般職として働いていたが、長男を授かったタイミングで退職し、今は第二子を妊娠中だ。

「息子が3歳になるころ、小学校受験を見据えて、湾岸エリアのタワーマンションを購入しました。購入価格は1億円くらいです。このあたりは大学病院への通勤に便利ですし、東京駅や羽田へのアクセスがよいのも決め手でした。医師は学会や講演など、意外と出張が多いですからね。

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