台湾がどれほど侵犯されても中国に立ち向かえない日米の現状を憂う

事なかれ対応では間違ったメッセージ
ロバート・D・エルドリッヂ プロフィール

もっと具体的に

日本だけでなく、米国政府も中国の侵攻に対し、台湾が希望すれば、沖縄と日本本土の米軍基地から米軍の戦闘機、給油機、偵察機を台湾に配備し、日本との協議を忘れずに、直ちに行動を起こすべきだったのだ。

更に加えて、当時南シナ海で行われていた多国間訓練に台湾軍を参加させるという対抗策を日米共同で行うべきだった。

もちろん、中国は激怒し、これらのさまざまな対抗策を批判しただろうが、もともと中国は自らの行動以外はすべて批判しがちだ。

 

これに対して、米国政府は、中国に対して、「このような対抗措置が嫌なら、台湾いじめを直ちに自粛せよ」と反論すればよかったのである。そうしなければ、今後、中国の一挙手一投足に対して、米国や日本は、はるかに大きな対応を取らなければならなくなる。

地域と世界が一体となって、小国や弱い国へのいじめに立ち向かえば、中国は勝てない。しかし、残念ながら、日米両政府は宥和政策が優先されているようである。

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