2022.02.19
# 週刊現代

名曲『ラヴ・イズ・オーヴァー』が、当時のリスナーに”刺さりまくった”「なるほどの理由」

週刊現代 プロフィール

菲菲:この曲って、どこの国で歌っても、どこの舞台で歌っても、その場の空気にぴったりとマッチするんです。中国語バージョンもリリースしたのですが、これは台湾、香港でも大ヒット。他にもシンガポール、マレーシア、ラスベガスと色々な場所を訪れて歌いましたけど、みんなこの曲に共感し、愛してくれています。

富澤:歌詞も普遍的だから、これだけ時間が経ってもまったく古びない。薫ちゃん、本当にいい曲を作ったね。

伊藤:ありがとうございます。自分でもこんな曲は二度と降りてこないような気がしています。

菲菲:曲、時代、タイミング、出会い……。いろいろなことがぴったり重ならないと、大ヒットは生まれない。きっと私はこの曲を歌う運命だったんだと思います。

 
伊藤薫(いとう・かおる)/'53年東京都生まれ。フォークデュオ「竜とかおる」として活動した後'76年に解散。以後、水越けいこ、やしきたかじん、水森かおり、谷村新司など多くの歌手に楽曲を提供
欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)/台湾出身。'71年にデビュー曲『雨の御堂筋』が約136万枚の大ヒット。『ラヴ・イズ・オーヴァー』で日本レコード大賞ロングセラー賞受賞
富澤一誠(とみさわ・いっせい)/'51年、長野県生まれ。東大中退。音楽評論家、尚美学園大学副学長。きたやまおさむとの共著『「こころの旅」を歌いながら』など著書多数

『週刊現代』2022年2月19・26日号より

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