北京五輪「インチキ判定」の悲劇…すべてはIOCと習近平の「金儲け」に利用された

高梨紗羅選手の失格をはじめ、ジャンプ上位常連国の女子選手5名の失格に疑問視の声があがっている。失格を受けた選手らは口を揃えて「これまでの検査方法とは違う」と抗議。その判定方法に疑惑の波紋が広がっているが、一体、なぜこんな悲劇が起こってしまったのか…? その真相を明かす。

前編記事『高梨沙羅はこうしてハメられた…疑惑の「スーツの規定違反」の真相

勝ってないのに金メダル

抜き打ちで行われる飛躍後の検査も問題視されている。無作為に選手が選ばれるのだが、今回は世界ランキングで2〜5位の強豪国の選手だけが軒並み検査を受けた。

競技後の検査や審判員による採点には、個人に裁量が委ねられているという構造的な問題がある。スポーツコンサルタントで元JOC(日本オリンピック委員会)職員の春日良一氏はこう語る。

「実際、ソウル五輪のボクシングでは5人の審判員のうち3人が買収されたことが判明して大問題となりました。こうした過去があるため、運営サイドは細心の注意を払って取り組まなければならないと思います」

こうした「大波乱」はスキージャンプ以外にも起きている。特に大きく報じられているのはスピードスケートだ。

Photo by gettyimagesPhoto by gettyimages
 

7日に行われたショートトラック男子1000m決勝では、ハンガリーの選手が1位でゴールインしたものの競技後に「中国人選手と接触した」と反則判定を受けて失格となる。ハンガリーは「先に中国人選手が押してきた」と異議を唱えた。

これに先立ち、準決勝では2人の韓国人選手がレーン変更の遅延を理由に失格となっている。この判定について、韓国選手団は緊急記者会見を開き、スポーツ仲裁裁判所に提訴すると発表した。結果的に、一度も競技では1位を獲っていない中国人選手が金メダルを獲得したのだ。

日本人も悔し涙を流している。7日、スピードスケート女子1500mに出場した高木菜那(29歳・高ははしごだか)は、ラスト1周で中国人選手と接触するアクシデントに見舞われ失速。8位入賞を果たしたが、中国人選手にお咎めはなく「あれは流石に相手がダメ」と不満を口にした。

関連記事