町長が「殺すぞ」と住民を威嚇…福岡県の“とある町”の「危険な黒歴史」

「民主主義なんて存在しない」
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たとえば'86年に当時の町長が執務中、乱入した暴漢に射殺された。'02年にも町議会議長が銃撃を受けて負傷している。'03年には最多得票当選の町議が高級車窃盗団の頭領だと発覚、逮捕された。

ホラー小説の題材になったと言われている事件もある。「指切り保険金詐欺事件」だ。町の水道係長が、博打で作った借金を返すためにわざと自分の指を切って傷害保険金を詐取したのだ。

 

この係長以外にも「指切り」に関与した人は多く、暴力団員や金融業者、主婦など30人以上が詐欺容疑で逮捕された。

「こうした不祥事が続出するのは、歴代町長による独裁体制が原因なのではないかと私は考えています。永原氏は5期17年の長期政権を築きました。私自身、常に命の危険は感じています。今回の書類送検は、民主的な町にするための第一歩だと信じています」(次谷氏)

果たして、この「修羅の町」は生まれ変わることができるのだろうか。

『週刊現代』2022年2月19・26日号より

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