美しさとは、限られた人だけが持っているものではありません。美しくあることに年齢、容姿、性別などは、なにも関係ない。美しさには正解も、基準もない。自分らしさを発信する著名人に、それぞれが思う“美”について伺いました。今回お話を伺ったのは、声優の西山宏太朗さんです。

西山宏太朗(にしやま・こうたろう)
声優。神奈川県出身。81プロデュース所属。代表作に、TVアニメ『学園ベビーシッターズ』(鹿島竜一役)、『マジカパーティ』(シルヴァー役)、『RE-MAIN』(岡栄太郎役)など。2020年に歌手デビュー、21年ミニアルバム『Laundry』をリリース。
twitter.com/Koutarotaro

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ネイルは今の自分に欠かせない新しい習慣

“たろり”の愛称で親しまれる声優の西山宏太朗さん。アニメやゲームの声優はもちろん、アーティスト活動や、ラジオパーソナリティなど幅広く活躍。自身のSNSでは、自分で塗ったネイルの写真を定期的にアップしており、9万以上の“いいね”がつくこともある。

ニット¥66000(ヘリル/にしのや☎03-6434-0983) カットソー¥8800(マイル/にしのや☎03-6434-0983)

「自分のなかに子どものような部分があって、キラキラしたものや、星、魔法といったモチーフが昔から大好きでした。しかし、なかなかそれを表現できなかった。以前はいい子でいたいという思いが強くて、目立たない方が楽だと思っていたところもあります。また、子どものことを羨ましいとも思っていました。子どもは我が強く、気持ちをしっかり表現することができます。嬉しいときは手を叩いて喜ぶし、嫌なことがあると地団駄を踏んで泣き叫ぶ。そんなふうに正直に自分を表現したいと、憧れを持っていました」

ネイルを変えると、Twitterにその写真を投稿する。今回の撮影用に塗ってきてくれた力作。声優仲間が誕生日にプレゼントしてくれたポリッシュなど、計20本を使って仕上げた。

そんな西山さんだが、最近では自分の気持ちや意見を表現することが自然にできるようになってきたという。仕事でキャリアを重ねていくうちに、自信がついてきたからだと自己分析している。綺麗に彩られたネイルも、西山さんにとっての表現方法のひとつだ。

「最初に爪を塗ったのは、声優のライブのとき。キャラクターに扮してライブパフォーマンスをするときに、そのイメージカラーを塗りました。普段は衣装を身に纏ったり、メイクをしたりするとスイッチが入りますが、爪は鏡を見なくても自然と目に入ります。よりキャラクターに入り込めました」

カラフルな深海魚をイメージ。