2022.02.16
# ライフ

「お前との結婚は大失敗だった」料理が苦手な31歳妻に放たれた、モラハラ夫の暴言

日を追うごとに、言動が荒っぽくなった

「こんなマズい料理を誰が食べると思ってるんだよ」などと毎晩のように罵る夫に悩む、自称「メシマズ妻」。一見、典型的な「モラハラ夫」の夫婦相談のように見えて、それぞれの背景を深く探っていくと、思いがけない意外な事実が浮かび上がってくることもあります。

夫婦問題研究家の岡野あつこさんが実際に相談を受けた「メシマズ妻」「モラハラ夫」の実例を参照しつつ、典型的なモラハラのケースについて考えてみましょう。

妻からアプローチして結婚したが…

「夫からの暴言があまりにもひどく、耐え切れずに自分から家を出た」と泣きながら話す藤田優香さん(31歳・仮名・主婦)は、当時結婚2年目、子どもが1人いました。1歳年下の夫の航さんとは仕事を通じて知り合い、交際3ヶ月で妊娠したことが判明して入籍。じつは、その“授かり婚”は偶然ではなく、優香さんの策略だったといいます。

「30歳までに結婚して、専業主婦になりたかったんです。実家が裕福で留学経験もあり、有名大学を卒業して誰もが知っている企業に勤務していた当時の夫は、いわゆる“ハイスペック男子”に見えました。いかにも育ちのよさそうなルックスに反し、まもなく起業するという野心にも惹かれ、『この人しかいない』と思いました」

という優香さんは航さんに自分から猛アプローチした末に妊娠、結婚にこぎつけたのでした。

Photo by iStock
 

「メシマズ妻」にブチ切れた夫

航さんの態度が変わりはじめたのは、結婚して1年ほどたったあたりからでした。ある晩、いつものように帰宅した航さんがテーブルに並んだ、冷たくなった料理を眺めていたと思ったら、突然「いい加減にしろよな」と、はじめて優香さんに向かって怒鳴ったのです。

それまで夫の怒声すら聞いたことなかった優香さんは茫然とするばかり。驚いて泣き出した子どもをあやしながら、「何よ、急に?」と理由をたずねました。

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