今さら「1日100万回」接種と言われても、もう遅いよ 岸田政権の仕事が致命的にダメな理由

もうピークアウトなのに

オミクロン株による第6波がピークアウトした模様だ。

他の先進国でも同じ傾向で、既にピークアウトした国も少なくない。本コラムでも書いてきたが、筆者は1月上旬の段階で、日本においては第6波のピークは2月上旬とみられ、一日あたりの新規感染者数は10万人程度になるだろうと予測し、地上波などでもそう話してきた。まずまずだろう。

これまでの日本の新型コロナ対策は、運にも恵まれた面もあるが、結果としてはまずまずだった。以下の超過死亡のデータを見ても、先進国が3~15%増なのに日本はほぼゼロと突出して良い成績だ。

 

一方、岸田首相はここにきて、ワクチン3回目の接種について「1日100万回」を目指すと表明したが、本コラム1月17日「もう手遅れ!岸田政権の「オミクロン対策」と「増税論」は根本的に間違っている」で書いたように、はっきり言って遅すぎる。ワクチン接種が他国より遅れた根本的な原因はどこにあるのか。

岸田首相は2月7日午前の衆院予算委員会で「1日100万回」の政府目標を表明した。前日6日の首相動静をみると、午後5時16分から同6時49分まで、後藤茂之厚生労働相、松野博一官房長官、木原誠二官房副長官、栗生俊一官房副長官、山際大志郎経済再生担当相、堀内詔子ワクチン担当相、藤井健志官房副長官補、森昌文首相補佐官、迫井正深内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室長、安藤俊英外務省領事局長、厚労省の吉田学事務次官、福島靖正医務技監、伊原和人医政局長と書かれている。ここで、1日100万回の方針が決められたのだろう。

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