2022.02.13
# 音楽

「責任を持って布袋寅泰を完成させたい」キャリア40周年、60歳を迎えた今も衰えぬ情熱 

現在公開中のギタリストの布袋寅泰さんのアーティスト活動40周年を記念したドキュメンタリー映画「Still Dreamin' ―布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズムー」

布袋さんが1981年5月にロックバンドBOØWYのギタリストとして活動を始めてから、アーティスト活動40周年を迎えるまでの活動や、キャリアを通じて経験した数々の出会い。そして華々しい活躍の裏で乗り越えてきた、幾多の試練や葛藤の様子などが描かれている。2月1日に60歳を迎えた布袋さんに、今作に込めた想いを伺った。

 

“見たくない自分の姿”とも向き合わないといけない

――まずは「Still Dreamin' ―布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズムー」をご覧になられた、布袋さんの率直な感想をお聞かせください。

「これまでに歩んだ道が、一つのストーリーになる」ということを噛み締めながら、感慨深く見ました。自分の歴史を振り返ったときに、どこか照れ臭い部分があったり、「“見たくない自分の姿”とも向き合わないといけないのかな」と思っていましたが、どの時代の布袋寅泰も自分に正直で、ひたむきに生きているように感じられました。これまでに経験したさまざまな人との出会いや、夢を叶える様子。そして心の中の挫折も含めて、布袋寅泰というアーティストのストーリーが描けたのではないかと思っています。見応えのある作品に仕上げてくれた石田雄介監督には、本当に感謝したいですね。

「Still Dreamin' ―布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズムー」

――制作は2年ほど前に決まったそうですね。オファーを受けた時の率直な想いを教えてください。

「ドキュメンタリー映画を作らないか」というオファーを受けた時には、正直あまり乗り気ではなかったんですけど…。作品に懸ける石田監督の想いが伝わってきてね。

「僕の40周年を委ねるにふさわしい人だな」と思ったことが、決断を後押ししましたね。時間はかかってしまいましたけども、石田監督が丁寧に制作してくれたおかげで、非常に見応えのある作品に仕上がったなと思います。

――これまでに石田監督の作品をご覧になられたことはありましたか?

当時は、彼が携わっていたことを意識してはいませんでしたけども、『モテキ』(2012年)は見ていましたし、ナオトインティライミさんの『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』(2013年)も、実際に拝見し、参考にさせていただきました。本当に真面目で誠実に作品に関わっていらっしゃる方なんだと思いましたね。

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