2022.02.26
# ビジネス
「この人、なんて名前だっけ…?」相手の名前を思い出せない大ピンチを「切り抜ける方法」
「この人、なんて名前だっけ……」。顔は見覚えがあるのに、どうしても名前が出てこない。みなさんも冷や汗をかいた経験があるだろう。このピンチをどう切り抜ければよいのか? 著書『すごい雑談力』を出版した雑談コミュニケーション専門家の松橋良紀氏に、相手の名前が思い出せないとき、その場をしのぐテクニックを、「ビジネス編」「プライベート編」に分けて教えてもらった。
ビジネスでは「名刺」でしのげる
「この人の名前、なんていうんだっけ?」

私にも覚えがあります。
交流会や懇親会などで、「あ、松橋さん! お久しぶりです!」と声をかけられたとき、たしかにお顔には覚えがあるけれど失礼ながら名前が思い出せない……。
そんなときには、ごまかさずに正直に謝って聞いてしまえば確実です。
「あ、お久しぶりです。えーと、お名前は……申し訳ございません、ド忘れしてしまいました。最近は午前中に会った方のお名前も忘れるくらいでして(笑)」
ですが「そうやって聞けるくらいなら苦労はないよ」というのが現実でしょう。
それに、相手に「あ、私のことを重要視していないんだな」と思わせたくないのが人情です。
結論から言ってしまうと、ビジネスでは名刺で逃げられます。しかし、合コンや趣味の交流会など、プライベートでは名刺交換は野暮な感じがしますよね。
それぞれ、次の対処方法を試してみてください。
ビジネス編 (1) 「名刺が新しくなった」と交換する
「最近、名刺が新しくなったので、改めて交換させていただけますか?」
なんだかんだで、名刺は万能のビジネスツールです。
新しい名刺があるので交換という理由だと、ほとんどの人がすんなりと名刺を出してくれます。
注意点としては、一方的に「お渡しします」だとお名前の確認ができませんので、「交換させていただけますか?」という言葉が必須です。