「アベノミクス批判」の岸田総理に宣戦布告…とうとう安倍晋三元首相の「反撃」が始まった…!

財政積極派と慎重派の対立構造

2月8日夕、東京・永田町の自民党本部9階の901号室。高市早苗政務調査会長主導で設立された財政政策検討本部(本部長・西田昌司政調会長代理)の会合が開かれた。

党内きってのMMT(現代貨幣理論)論者で知られる西田本部長の挨拶で始まった同会合に2人の講師が招かれた。一人は旧通産省OBの小林慶一郎慶應義塾大学経済学部教授であり、もう一人は安倍晋三元首相のブレーンとして知られた旧大蔵省OBの本田悦朗明治学院大学法学部客員教授(元駐スイス大使・元内閣官房参与)である。

先ず確認しておくべきは、この財政政策検討本部は自民党内の積極財政派の橋頭保であることだ。昨年12月1日に1回目の役員会が開かれた同本部は、党内の財政慎重派の財政健全化推進本部(本部長・額賀福志郎元財務相)と財政出動を巡り対立関係にある。

 

積極派であり「検討本部」の最高顧問でもある安倍氏、声高に巨額の財政出動を求める高市氏と、慎重派であり「推進本部」の最高顧問でもある麻生太郎副総裁(前副総理・財務相)、財政規律の必要を唱える茂木敏充幹事長との対立構図は政局絡みになっている。

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