2022.02.20

国際会議での手痛い失敗?ヤケドを回避するための方策

失敗を繰り返さないために

何事においてもスタートダッシュは大切になります。一方で若手時代には失敗もつきものです。駐米大使として活躍した藤崎氏も多くの失敗を乗り越えてきたと語ります。

今回は元外交官​で、現在は教育者としても活躍する藤崎氏が次世代へのアドバイスを綴った新刊『まだ間に合う』より、いかに失敗と向き合うべきかを考えた一節をご紹介します。

スタートは大事

組織というのは当たり前ですが人間の集まりです。上司は、気持ちよく一緒に働くことができ、仕事を委ねて安心だと思える人と働きたいと思います。部下から見るといい上司のもとでは学ぶことも多いし、ポスト面でも推薦されたりしていいサイクルに入る可能性が大きくなります。上司が人を選ぶときは経歴や業績もさることながら評判が大きな意味を持ちます。「〇〇はいいですよ」と言われるか「〇〇ですか。まあ、いいんじゃないですか」と言われるかは大きな違いです。はじめは若い人の間にたいした違いはないかもしれません。しかしこうした評価が人の口によって繰り返され、ポストでも差がつき、だんだん大きな違いになっていきます。

じつは若手が思っている以上にスタート時から上の人はよく若手を見ているものです。わたし自身は後年いい上司や同僚たちに恵まれましたが、若い頃は結構苦戦しました。それは自業自得でした。

わたしの若い頃の話は、若い人にとっての反面教師です。こうするとつまずくのか、同じことをしないようにしようという教訓として読んでいただければと思います。

この項では初めて外国出張したとき、ろくに準備もせず気軽にでかけて失敗した話、次項では総理訪問のロジ担当者となりながら前例をチェックせず失敗した話、前総理訪問の受け入れの際に最新情報をもたず前総理の質問に立ち往生した例につきお話しします。

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