2022.02.12
# 企業・経営

就活生たちの「会社選び」が激変中…彼らが「安定」よりも重視し始めた“意外なこと”

今年も就活シーズン本番がやってきた。すでにオンラインでの合同企業説明会やOB・OG訪問は盛んであるが、2月から3月にかけて就活生たちは関心ある企業に就活サイトなどを活用してプレエントリーに大忙しとなっている。

かたや近年は、採用企業においては、新卒一括採用という日本特有の仕組みに疑問が投げかけられ、就活スケジュールは経団連ではなく国が先導する状況になっている。

一方で、学生においても、企業を志望する理由に変化が出てきている。雇用不安が漂う現代ゆえに、安定志向が根強いことは変わらないが、安定志向一辺倒というわけでもなくなりつつある。特に感度の高い学生たちが重視し始めたことは何か。

人を活かす経営の新常識』(FeelWorks)を上梓し、企業内人材育成支援と大学でのキャリア教育をともに手掛ける(株)FeelWorks代表取締役の前川孝雄氏が、その潮流を考察する。

〔PHOTO〕iStock
 

就活に起きている変化

今年も就活シーズンがやってきた。本格選考は大学4年生などの4月以降となるが、すでに3年生の段階からインターンシップは盛んに行われており、オンラインでの合同企業説明会なども実施されている。2月から3月にかけては、これらの情報収集をもとに、学生たちは少しでも関心のある企業には就活サイト等を通じてプレエントリーすることになり、大忙しとなる。

私は本業の企業内人材育成支援と並行して、10年以上、大学でのキャリア教育を手掛けている。例年変わらぬ風景を眺めているが、一方で、新卒一括採用という仕組みの変調も感じている。日本の大企業において、新卒一括採用と地続きである企業内での階層別教育、年功序列、終身雇用という日本型雇用そのものが変わり始めているからだ。

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