「地方の体育館」のレベルを超えている…八戸市のスポーツ施設の「スゴすぎる実力」

家電ライター藤山の「全国照明紀行」
藤山 哲人 プロフィール

最先端技術がてんこ盛り

スケートリンクのセンターには185インチ(およそ4.6m)の4面センタービジョンが天井から吊るされている。ここには選手のプロフィールが表示されたり、得点したときの演出映像などを表示できる。またコンサートのときは3面を取り外し1面だけにするなども可能。さらにアリーナ全体を囲むリボンビジョンも得点時の演出用に活用される。

会場中央にある4面センタービジョンとアリーナ全体を囲むリボンビジョン

パナソニックの担当者によれば「通常リボンビジョンは観客席の後ろの壁に設置しますが、FLAT HACHINOHEでは競技面と観客席の明暗をはっきりさるため、リボンビジョンを観客席の上に吊っています。こうしてリボンビジョンに映像を流しても観客席が明るくなることはなく、観客の没入感が途切れないようにしています」という。

選手入場やエキシビジョン、得点はハーフタイムなどの演出は、さまざまに切り替え可能
 

またリボンビジョンは建屋の外にも配置され、八戸駅からFLAT HACHINOHEに向かう人や屋外のスペースにいる人たちにも、試合の様子を伝えたり、メッセージを発信できる。

かわりどころでは、天井に吊るしたプロジェクターから氷上へプロジェクションマッピングが可能だ。ファミリー用のスケート滑走などでは、時折リンクの照明が落とされプロジェクターの映像が表示される。子どもたちは影踏みをするように、プロジェクターの映像をスケートで追いかけて遊べるというわけだ。もちろん氷上以外へのプロジェクションマッピングも可能なので、さまざまな演出として使えるだろう。

建屋外にあるリボンビジョンも自由にメッセージを流せる。試合の様子や祭事の案内など自由自在。駅からでもメッセージが読めるほど大きい
天井にはプロジェクターも設置されているので氷上に映像を映し出すことも可能

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