「地方の体育館」のレベルを超えている…八戸市のスポーツ施設の「スゴすぎる実力」

家電ライター藤山の「全国照明紀行」
藤山 哲人 プロフィール

プロ・アマ問わず、個人で借りることが可能

駅からでも見える巨大な黒い建屋は、およそアリーナとは程遠いデザイン。どうみても飛行機の格納庫だが、なんとなく気になるロゴや建物のデザイン。この「何だろう?」と思わせるトータルデザインは、ユニクロや楽天、セブンイレブンや本田の軽自動車「N」シリーズのロゴデザインを手がけたSAMURAIという事務所が手掛けている。行政主体で作られる「いかにも」という施設とまったく異なる。

八戸駅の目の前に建設された『FLAT HACHINOHE』。建屋だけでなく前の広場や公園もすべて同施設
 

保守的な行政と地元建設会社が手掛けていたら、このようなデザインになることはなかったろうな…と思うのは筆者だけだろうか。運営母体が民間企業がならではといったデザインだ。

その資金繰りも民間ならではのハングリーさ。運営資金は、八戸市による30年間にわたる安定した利用料に加え、アイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ(アジアリーグ所属)」のホームアリーナとして一体経営されている。

実はこのアリーナはスケートリンクにもなっており、ホッケーだけでなくフィギュアスケートやカーリング、スピードスケートなど氷上で戦う総合スケートリンクとしても利用できる。オリンピックでおなじみの羽生結弦選手が練習で利用したり、またエキシビジョンなども開催されている。

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