価値は人それぞれでみんなにある

池田エライザ名義でモデルとして活動をスタート。また、女優としても着実にキャリアを重ね、2020年には映画監督デビュー。さらに2021年には音楽活動をスタートさせ、多彩なクリエーションでアーティストとしても注目を浴びているELAIZAさん。

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憂いのある眼差しやハスキーな声質によって醸し出される雰囲気、そして自らの手で創り上げる世界観はどこかミステリアスでクールに映る。ところが、そんな先行するイメージを覆すような、彼女の人間味が感じられるエピソードがある。

それは2021年11月に音楽番組に出演した際のこと。パフォーマンス後にネットやSNSで、彼女の体型について指摘の声が上がったのだという。そのような声に対して、ELAIZAさんは余計なお世話とはねのけるわけでもなく、「お気になさらず」とばかりにユーモアを交えて返し、話題となった。当該のSNSにはこう綴られている。

「お腹がぽっこりと出ていると言われていたそうです、そうですね、へこませるの忘れてました。確か前回は太ももが太いと。気にしていません、良く食べて寝て元気な証拠。とにかく素敵な夜でした」

撮影/生田祐介

「もちろんイラッとはしましたよ(笑)。ただそれよりも、まずは私のことを応援してくれる方たちが無理なダイエットをしてほしくないと思って綴った言葉でした。中には私がダイエットをしていると信じこんで、一緒にダイエットをしちゃう人もいるんですよね。もちろん『塩辛い食べ物は控えよう』とか、ある程度気をつけている部分はありますが、ダイエットはしてないからねって。私は自分が着たい服があったとして、それを着られる体型ならそれでいい。どんな体型でも自分の好きな服が着られるとか、幸せを感じられているならいいと思うんです

もし誰かの基準のために無理を重ねてしまうと、いつか体も心もボロボロになってしまう。さらにいえば、そうなったときにその誰かは責任を取ってくれない。特にコロナ禍の今は、とにかくたくましい体を手に入れたほうがいい。他人の価値観で、私の価値は揺らがないと思っているし、価値は人それぞれでみんなにある。『あなたに価値はありますか?』と聞かれたら、全員が迷わず『はい』と答えていいはずなんです」

ELAIZA/池田エライザ(いけだ・えらいざ)
1996年4月16日生まれ。福岡県出身。池田エライザとして2009年にモデルとして活動をスタートし、2011年に映画『高校デビュー』で女優デビュー。直近の出演作に、映画『騙し絵の牙』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『真夜中乙女戦争』、ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』など多数。映画『夏、至るころ』で初めて監督を務め、ELAIZA名義でファーストアルバム『失楽園』をリリースするなど、俳優業のほか、モデル、映画監督、歌手として幅広いクリエーションに携わる。