2022.02.10
# 日本株

バフェット直伝!インフレ時代に「投資すべき企業」を見分ける超簡単なコツ

バフェット流の「堀」について考える

値上げラッシュだ

デフレが終焉し、インフレが始まることについては、2019年5月29日公開「世界経済低迷の最大原因・中国が退場すればデフレが終わる」、2020年9月13日公開「パンデミック後の世界で『やばいインフレ』が確実に起きるワケ」など2年半ほど前から論じてきた。

その後、昨年10月2日公開「これは習近平の経済自爆戦術か、行き着く先は巨大な北朝鮮」のような状況となり、「中国が世界経済から退場」する流れは避けられないものとなっている。

さらに、1月29日公開「トンガ海底火山噴火で地球寒冷化は必至、慌てふためく『脱炭素』勢力」に至る一連の記事で述べた「脱炭素の欺瞞」や、2月4日公開「ウクライナ危機はキューバ危機? バイデンの『危険な火遊び』の行方」で述べた「地政学的問題」によって原油を始めとするエネルギー価格の高騰は避けられない情勢だ。

したがって、昨年10月30日公開「4世紀デフレの後の『反動インフレ』は起きてしまったら制御不能か」、1月31日公開「今度のインフレはものすごく強烈で悲惨なものになるかもしれない」で心配している「強烈なインフレ」は避けられないと考える。

ところが、黒田総裁はまるで「思考停止」に陥っているかのように、「日銀総裁『政策変更まったく考えず』 物価見通しは引き上げ」の記事のような発言を繰り返している。

by Gettyimages

米国の2021年12月時点での消費者物価が+7.0%であるだけではなく、ユーロ圏の昨年12月の消費者物価も5%の上昇だ。しかも、日銀自身が発表する企業物価指数(速報値)の11月の(前年同月比)プラス9%という伸び率は、オイルショックがまだ影響していた1980年12月以来およそ41年ぶりの大きさである。12月の速報値も8.5%上昇の108.7(2015年の平均を100)と高止まりだ。また、2021年全体の指数は105.1と前年比4.8%上昇し、比較可能な1981年以降で過去最高の伸び率となっている。

さらに、「うまい棒に続きカップヌードルも値上げ:値上げラッシュが家計を直撃」に一覧表が掲載されているように、我々の身近な食品においても、続々と値上げが行われている(又は予定)。また、電気代を始めとする光熱費の上昇も多くの読者が実感しているであろう。

 

第2次オイルショックが発生した1979年の発売以来、40年以上も値上げをしていなかったうまい棒のケースは象徴的だ。

1974年の「狂乱物価」は、第1次オイルショック以前に「資金の過剰供給」が行われた上に、(インフレ対策の)「利上げ」のタイミングが遅れたことが大きな原因の一つとされる。

残念ながら、今回も同じことが起こりそうな気配だが、我々は投資やビジネスにおいてこの「(強烈な)インフレ」にどのような対応をすればよいのであろうか。

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