2022.02.17
# マンガ # SDGs

マンガ家が、決して魚屋に並ばない「未利用魚」を主人公にしたいと思ったワケ

漫画『ミリヨーギョを食べたことがあるかい』

最近、様々な場面で目にする『SDGs』。マイバックを持ち運ぶ、賞味期限が近い商品から購入するなど、小さなことから取り組んでいる方も多いと思います。

SDGsでよく話題に上がるのが「フードロス」。その中のひとつである『未利用魚』も少しずつ認知が広まっているように思います。

未利用魚とはサイズの不揃いや漁獲量が足りないなどの理由から、非食用に回されたり、低価格でしか取引されなかったりする魚のことを指します。

そんな未利用魚を題材にした漫画『ミリヨーギョを食べたことがあるかい』を描いた漫画家の岸浩史さんに、なぜ未利用魚に関する漫画を書こうと思ったのかお話を窺いいました。

漫画『ミリヨーギョを食べたことがあるかい』第1話より/岸浩史

規格内におさまらないと捨てられてしまうのは、人間も同じ

ーーなぜ未利用魚を題材とした漫画を描こうと思ったのですか?

:秋田県の漁師さんから未利用魚のお話を聞く機会があり、秋田県の海には約400種類もの魚が生息しているにもかかわらず、そのうちの300種類は釣れても市場に出回ることなく破棄されてしまうことを知りました。

規格内におさまらないと捨てられてしまうのは、人間の世界でも同じ。それでも、ひとつひとつの存在、個性、命には意味があると信じたく、そんな思いに駆られて漫画を描きました。

 

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