2022.02.08

老人ホームに入居のエスパー伊東さん、知られざる「寂しがり屋」「気前良すぎ」の素顔

間近で見た伊東さんのキャラ

お笑い芸人のエスパー伊東さん(61)が認知症を発症し、老人ホームで生活していることが伝えられた。まるで身内の話であるかのように残念に感じたのは、かつて筆者が、伊東さんの憎めないキャラクターを間近で見ていたからだ。

イベント出演時に取材したことは何度かあったが、伊東さんと最も近い距離で接することができたのは2012年のこと。伊東さんの自宅マンションに空き巣に入り、現金25万円を盗まれるニュースがあったとき、テレビ番組のリポーターとして、その被害現場にうかがった。

〔PHOTO〕iStock
 

驚いたのは、玄関横の大きな窓のカギが常に開いていたことだった。「酔って玄関のカギをなくしたときは、ここから出入りする」と言っていて、それを見た友人や知人も勝手に出入りしているというのだ。本人に話を聞けば聞くほど、「顔見知りの犯行では」という状況だったのだが、それはともかく、伊東さんとやりとりをしていて驚かされることは他にもたくさんあった。

当時の伊東さんはまさに「売れっ子」で、テレビではB級芸人扱いだったが、スケジュール帳を見せてもらうと、おおよそ3ヵ月先まで、ほぼ毎日の仕事予定が詰まっていた。そのほとんどが結婚式やパーティーに呼ばれたもの。多い日は1日に2度、3度の営業が入っていて、「1回、だいたい15万とか20万円になる」と言っていた。計算すると月500万円くらいの稼ぎになり、事務所の仲介料を引いてもその半分以上の収入があっただろう。高収入芸人だったのだ。

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