加熱の一途を辿る中学受験に続き、いまや首都圏では当たり前の選択肢になりつつある小学校受験。昨年に続き2022年度の小学校入試でも、いわゆる難関校といわれる早慶合格者を100名以上出し、注目の『スイング幼児教室』代表の矢野先生に、難関小学校の1つである暁星小学校で頻出の課題「片付け」と、そこから見られる親のしつけについて綴っていただきました。片付けができる子どもに育てるために親が気をつけるべきこととは――。

片付けでおさえるべき「大事なポイント」

「子どもが自分で整理整頓してくれたらいいのに」。世のお父さんお母さん共通の願望ですよね。ものを片付けてもすぐに子どもが散らかしてしまい、片付けることすら意味があるのか、と思ってしまいます。

子どもに「片付けましょう」と言っても、実は子どもは何をすればよいのかわかっていないことが多いのです。今回は、これだけ気を付ければ部屋がきれいになる大事なポイントをお伝えします。

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そもそも「片付ける」とはどういうことでしょうか。一言で「片付け」と言ってもいろいろな要素があるのです。

1.いるものと、いらないものを分け、いらないものを処分する
2.いるものの置き場所を決める
3.使ったものを、元あったように置き場所に戻す
4.ものや置き場所を清潔に保つ

おもちゃで遊んだ後、「片付けましょう」と言っても、子どもが一人でこれらの要素をすべて行うのは難しいものです。でも、日常の中で「3.使ったものを、元あったように置き場所にもどす」ということを子どもが徹底できたらしてくれたら、各段にきれいになると思いませんか。