2022.02.04
# モラハラ

29歳夫が愕然…愛しい妻が「ヤバすぎるモラハラ女」に変貌するまで

見えにくい男性のモラハラ被害

モラハラ夫との生活が辛い…。近頃は、そんなSOSがSNS上で多くあがるようになってきているが、モラハラ被害を受けている男性の叫びは救い上げられることが、まだ少ない。パートナーからモラハラを受け苦しんでいる男性の中には、「男だから周りに言えない」と思っている人も多い。

そうした、見えにくい「男性のモラハラ被害」を減らすために、妻から夫へのモラハラがどのようなものなのか、周知を広げていく必要がある。

今回、取材に協力してくれた加納正人さん(仮名/29)も、モラハラ被害男性のひとり。

「僕には結婚して3年になる妻がいますが、暴言や暴力を受けてきました。家に帰るのが嫌で、車の中で一夜を過ごすこともあります。」

そう語り、両手を固く握りしめる正人さん。彼がこれまでに受けてきたモラハラ被害とは一体どのようなものだったのだろうか。

[PHOTO]iStock
 

毒親に苦しむ彼女を助けたかった

正人さんが妻・澄恵さん(仮名/28)と出会ったのは、19歳の頃。仲のいい友人から「彼氏を欲しがっている子がいる」と紹介され、正人さんは一目惚れ。連絡を取り合い、仲を深めていった。

「澄恵は両親との仲があまりよくなくて。特に、お酒を飲んでは暴言を吐く父親との関係にいつも悩んでいました。そんな時は決まって僕に連絡をしてくるので、何時間も電話をして話を聞いてあげるのが日課となっていったんです。」

いつしか、正人さんの中で澄恵さんは放っておけない存在に。澄恵さんも、親身に寄り添ってくれる正人さんに対して恋心を抱くようになっていき、2人は交際を開始した。

交際後、正人さんは澄恵さんが抱えている苦しみの深さを目の当たりにすることとなる。それは、初めて体の関係を持った時のこと。

「いいムードになり、彼女の服を脱がせたら、太ももと二の腕のあたりにリストカットの痕が何カ所もあってびっくりしました。」

見られたくなかった。ごめんね、引いたよね。そう口にする澄恵さんの姿を見て、正人さんは胸を痛めると共に、もっとこの子の力になりたい、支えたいと思うようになった。

そこで、澄恵さんの自宅近くにアパートを借りて一人暮らしを開始。

「父親の暴言に耐えられない時は、いつでもうちにおいでと伝えました。そしたら、すごく嬉しそうな顔をしてくれた。やっと安心できるところが手に入ったとでも言っているかのような、あの時の笑顔は今でも忘れられません。」

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