ハプニングバーが唯一安心する場所
普通の恋愛ができない。普通のセックスができない。
そう思っていた美香さんが行き着いた先はハプニングバーだった。
「金曜日の仕事帰りに初めて1人で行って、それから通うようになりました。月1回は1人で行きます。ハプニングバーでは、性癖の話をしても受け入れてもらえますし、性癖が合う人も多いんです。人に言えない趣味なんですけど」

毎週金曜日に1人で行く。
好みの遊び慣れていそうな男性から、口説かれることが心地よいという。
「あそこは自分が唯一リラックスできる場所で、本当に素敵だなって思ってます。できれば一緒に、ハプニングバーに行ってカップル交換などを楽しめる男性がいれば良いですけどね」
「むしろハプニングバーでの出会いに期待……」と言い出しそうになったが、連絡先交換がNGな場所が大半なことに途中で気がついた。
「そもそも、ハプバーに行っている女とまともに付き合う?という感じもありますよね」と美香さんは笑った。