「浮気する人でないと、ダメなんです」20代女性がハプニングバーに通う“意外な理由”
「あんなに素敵な場所があるなんて知らなかったです……!」
Twitterで「性の悩みがあるので、聞いて欲しい」と連絡がきて、話を聞くことになった会社員の美香(仮名/20代前半)さんは目を輝かせながら筆者にそう言った。彼女の言う「素敵な場所」とは、都内にあるハプニングバーのことだ。
ハプニングバーとは、性的にいろいろな嗜好を持つ男女が集まり客同士で突発的行為を楽しむバーのことである。筆者も何度か行ったことがあるが、過激な行為が多い場所であることには間違いない。
大衆受けはしないだろうが、ハマる人はハマであろう場所。行ったことがない人からすれば「怖い」というイメージが強いだろう。
しかし、なぜ美香さんはそのような場所に毎週足を運ぶようになったのだろうか。
その理由は、彼女の高校生の頃の恋愛が影響しているという。

「浮気する人」でないと好きになれない
「元々性癖が悩みで、浮気する人でないと好きになれないんです。いわゆる、寝取られフェチ的な……」
恥ずかしさを笑いで隠すように、少し笑みを浮かべながら美香さんは筆者にそう話した。
「寝取られフェチ」というのは、自分のパートナーを他人に寝取られることについて興奮する性癖のことだ。
パートナーが寝ている横で……というシチュエーションのアダルトビデオも多いので、そういうことに興味がある人は一定数いるだろう。
しかし、いくらそういうシチュエーションに興味があっても多くの人は「実際に、自分のパートナーが他の男性としていたら嫌」と答える人が圧倒的に多いだろう。しかし彼女は「浮気する人でないと、ダメなんです」と強く話すのだった。
なぜそういう嗜好になったのかと美香さんに尋ねると「それは、高校生の時にセフレだった大学生の彼が原因です」と答えた。
高校生でセフレをしていたことに少し驚きつつも、話の続きを聞いた。