2022.02.04
# 東大

東大理三OBの医師が、“東大前刺傷事件”を見て「複雑な気持ち」になったワケ

我々大人が反省すべきこと
仁科 友里 プロフィール

関西出身のBさんは、中高一貫の理三常連校を目指して勉強していた。しかし、父親の転勤が決まり、受験直前に東京に引っ越すことになる。東京の様子がわからないので、ランクを下げて受験するしかなかった。

「理三常連校ではない学校に行くことになりましたよ。トップ校に入れる成績は取っていたので、少しモヤモヤしました」

入学前こそ、思うところあったが、学校生活は楽しかったらしい。

「バスケ部で部活ばっかりやっていましたし、近所のお嬢さま学校の子とも遊んでいて、全然勉強しませんでした。だからこそ、彼に言いたいんですよ。あきらめる必要なんて全然ないと。私なんて高1のとき、学年で100番くらいだったと思います」

 

どうしたら救えたと思いますか?

そんなBさんの転機は何だったのか。

「まず、受験というのは情報戦であり、テクニックが必要とされることを彼はどれくらい理解していたのだろうと思います。寝る間を惜しんでやみくもに勉強するのではなく、効率よくやらなくてはいけない。

週刊誌には親御さんに負担をかけまいと塾に行かなかった、アプリで勉強していたと書いてありました。アプリでは効果が出ないという意味ではないですが、でも、成績が低迷しているときは、正しい方向に効率よく勉強できているかを第三者の目でチェックしてもらうほうがいい。自分では頑張っているつもりだけれど、無駄な努力をしている可能性は大いにありますからね」

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