2022.02.02
# パンダ

「今は俺も甘々だよ」動物園のパンダをつい甘やかしちゃう飼育員さんの“本音”が尊すぎる

水曜日のお嬢様(63)

ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。

愛くるしいタンタンですが、実は現在26歳。人間で言うとおよそ70代という高齢パンダ。そして、中国への返還が決まっています。神戸で最後の時間を過ごす、お嬢様の様子を、動物園の休園日である水曜日にお届けします。

大好きなリンゴに熱視線
 

お嬢様のおみ足

以前、よそのパンダたちを見ていて「こんなに足が長かったっけ……?」と、不思議に思ったことが。その話をタンタンの飼育員、梅元良次さんにすると「それは、タンタンの見過ぎだね」と、笑われてしまいました。

ちょっぴり控えめに見える、タンタンのおみ足

そう、このちょっと控えめなおみ足は、タンタンならでは!と言われる特徴のひとつなのです。

上品に座ります

しかし先日、公式ツイッターに、意外と足長な画像がツイートされました。控えめとか言ってしまい、すみませんでしたお嬢様。ほかにも、足長なタンタンが見られることはあるのでしょうか。

トレーニング後に、くつろぐタンタン 神戸市立王子動物園公式ツイッターより
あれ? 足、長いですね 神戸市立王子動物園公式ツイッターより

「足を伸ばして、体をかくときなんかは長く見えますね。ただ、パンダは股関節が柔らかいので、どこまで足と言って良いのか……」と、梅元さん。中国でも、タンタンのような体形のパンダは見たことがないそうです。

「ほら! 頭まで届くんだからね!」

「僕は写真でしか知りませんが、タンタンのきょうだいも、ああいう体形ではなかったですね。タンタンは小柄で足が短く、こどものパンダに近い体形なんですよ」(梅元さん)

デーンと足を投げ出し、腰を落として座る“パンダ座り”ができないのも、この足のため。足をそっと前に出し、上品に座ってお食事をする姿は、まさに「神戸のお嬢様」。ずっと眺めていたくなる、魅惑のおみ足なのです。

このたたずまい……。まさに神戸のお嬢様そのものなのです

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