2022.02.07
# 東証 # 日本株

日本株、インフレでも“消費者離れ”しない「値上げ力」に定評ある8企業に大注目!

コスト高を値上げでカバーできる
宇野沢 茂樹 プロフィール

TOTO(5332)

住設機器の希望小売価格を10月1日受注分から最大20%程度引き上げると発表している。

住宅は数十年に一度の買い物であるほか、住設機器については緊急な需要も多い。多少の値上がりで消費者の購入意欲が減退するものではなく、値上げが浸透する可能性は高い。

22.3期3Q累計(4-12月)の営業利益は430億円(前年同期比53.1%増)だった。通期計画に対する進ちょく率も86.1%と順調だ。

国内では、衛生性の意識の高まりでリモデル需要が高まっている。海外でもウォシュレットを中心に各地で好調を維持している。ちなみに新領域のセラミック事業も半導体市場の需要増加で好調だ。

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花王(4452)

株価は昨年来安値を更新中だが、そろそろ転機を迎える兆しもある。前21.12期の最終利益は前期比13.1%減(1096億円)に沈んだ。事前見込みは1.0%増益の1270億円だったが、急速に進んだ原料高に押され、一転して3期連続減益の屈辱を味わうこととなった。

しかし、会社側が「あらゆる手段を尽くして値上げをする」と方針転換を表明したことは注目に値しよう。米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の2021年10〜12月期決算も値上げによる収益改善が鮮明だった。経済再開(リオープン)に伴う化粧品回復も期待材料だ。

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