2022.02.07
# 東証 # 日本株

日本株、インフレでも“消費者離れ”しない「値上げ力」に定評ある8企業に大注目!

コスト高を値上げでカバーできる
宇野沢 茂樹 プロフィール

ルネサスエレクトロニクス(6723)

車載用マイコンで世界トップクラス。現段階で会社側からは値上げを匂わせてはいないが、素地は整っている。自動車生産の回復を受け、車載半導体は急拡大している。

高速通信規格「5G」の普及や基地局やデータセンター向けでも根強い需要がある。同社以外もマイコンの増産体制を進めているが、需給の逼迫は長期化しそうだ。

限界利益率の高い事業だけに、値上げを実施すれば効果は大きいだろう。会社側は22.12期の株主還元の意向を示しており、さらなる収益重視へ舵を切ることも予想される。

 

キッコーマン(2801)

photo by iStock

しょうゆ最大手で約3割の国内シェアを誇る同社は、世界的な健康ブームと日本食需要が追い風だ。22.3期3Q累計(4-12月)の最終利益は前年同期比28.7%増の333億円に伸び、通期計画の364億円に対する進捗率は91.6%に達した。

国内は低調だったが、海外事業の好調が収益に大きく貢献している。北米では昨年11月にしょうゆ商品を値上げし、大豆などの原材料高をカバーした。

「ソイソース(しょうゆ)」は欧米でも食卓の必需品となりつつある。なお、国内でも14年ぶりにしょうゆや豆乳の値上げに踏み切っている。

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