2022.01.29
# アメリカ

バイデン大統領、FOX記者に「大失言」の顛末…ウクライナ情勢はドツボにはまりつつある

品格が問われる失言

ジョー・バイデン米大統領は今まさに緊迫するウクライナ情勢を巡る判断でドツボに嵌まりつつある。

1月24日午後5時(米国東部標準時間)、ホワイトハウス(WH)で始まった記者会見でのことだ。11月の中間選挙前にバイデン大統領は、高まるインフレ批判をかわすべく企業競争促進によって物価値下げと賃金値上げを図るため「ホワイトハウス競争評議会」設置を発表する会見だった。

同大統領は約15分ほど競争促進について説明、インフレ抑制や可処分所得向上への取り組みをアピールした。そしてWHスタッフは質疑応答なしとして記者団に解散するよう呼びかけた。

photo by gettyimages

だが、記者団の関心は「競争評議会」よりも「ウクライナ情勢」であり、会見室から退出しながらも大統領にウクライナ問題についての質問を次々と浴びせた。そして「事件」が出来した。

保守系FOXニュースのピーター・ドゥーシー記者が「ならばインフレに関する質問に答えていただけますか?中間選挙でインフレに関して政治責任を問われるでしょうか?」と会見室から追い出されながらも大声で尋ねたのだ。マイクを付けたままであることを忘れたバイデン氏は小声でこう言ったのである。

「No, it’s a great asset. More inflation. What a stupid son of a bitch.(いや、素晴らしい財産だ。さらなるインフレ。何てバカなくそったれだ)」大統領の品格が問われる失言だ。

 

「Son of a bitch」はスラングの罵倒語であり、耳には「サノバビッチ」と聞こえる。Bitchを直訳すると「アバズレの息子」であり、「くそったれが!」「この野郎!」といったニュアンスである。悪態をつく時に男性が使う俗語だ。

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