「生理前チョコレート食べたい病発症」
「生理中チョコレート食べたらだめだよと言われたけど、食べたい…」
「むしろ生理のときはチョコ食べたほうがいいんじゃないの?」

こんな風に、SNSでも、「生理前や生理中チョコレートが食べたくなる」という声は多くある。しかしなぜ食べたくなるのだろう。そして本当に食べても大丈夫なのだろうか。

なぜ無性に食べたくなるのか…Photo by iStock

産婦人科医の高尾美穂さん監修による『生理中です』(パク・ボラム著 ミン・ウネ著/世界文化社)は、初潮のことから生理とはなにかということ、更年期、生理不順などの不調でわかる疾患についてなど、多岐にわたって生理について紹介されている「生理のトリセツ」だ。生理とは何か、生理中にやっていいこととよくないことはなにかをイラスト満載で分かりやすく説明している。

前回は本書より、「生理中の入浴はいいのか、いいなら何に気を付ければいいのか」などといった「知っていそうで知らない生理の基礎知識」をご紹介した。第2回は、「生理の時にチョコレートと食べたい理由、生理痛を和らげる食べ物」を中心に抜粋紹介する

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自分の性格や生活にマッチする目で対策を見る

『生理中です』日本語訳の監修をつとめた産婦人科医の高尾美穂さんは、本書の巻末に次のような文章を寄せている。

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「生理は病気じゃないけれど、生理痛は病気です」、そういう認識をしっかり持つことです。対策方法というのがいくつも確立されている時代だから、どれが自分の性格や生活にマッチするのかという目で探してみることが大事です。ずっと体の不安を抱えて毎日を過ごすのは、本当にもったいない時間の過ごし方です。心配ごとがあるということは、集中したいときに集中できないわけですから。

まずは基本的な体のしくみに対する理解、それによって起こる不調、それから対策、という順番で自分の体と常に向き合っていってください。

「自分」で選択するから、「前向きに」体が変わるナプキンやタンポンなどいろいろな商品が出てきています。だからこそ「どれを選ぶのか」、選択肢は広く、自分で選ぶという意識が大事になります。体は、あるがままという状態が自然で望ましい姿ではありますが、その状態がつらかったり、困っているのであれば対策には、いろんな方法がある時代なんだ、ということをぜひ知ってください。

たくさんの選択肢から自分で選択したものは、自分で選んだという意識が生まれます。すると、自分で選んだのだという納得感を感じるはずです。自分が選んでいるからこそ今の状態がある、そんな「責任」や「感覚」を持つことができます。

すると「じゃあ、自分なりに他にはどういう選択があるのかな」と前向きに変えていこう、そう考えていけるはずです。常に「自分」という目を持って生理と向き合うこと、これこそが生理に振り回されずにいける上手な対処方法になると思います。自分で自分のコンディションを選んでいく。そんな時代をみなさんとご一緒できることを願っています。

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そこで、「生理と食べ物」の関係を知り、より自分が健やかになれるよう該当箇所を抜粋の上ご紹介しよう。