2022.01.28

「年金0.4%カット」と「インフレ」で「年金生活者の負担」はこれだけ増える…! 衝撃の試算

年金の0.4%カットが多くの人に衝撃を与えています。いったいどのような仕組みで支給額が減らされるのでしょうか。また、世間ではインフレが進み、多くの人の生活が苦しくなっています。そんななかで、年金をもらっている人たちの負担はどれくらい増えるのでしょうか。経済評論家の荻原博子さんが解説します。

〔PHOTO〕iStock
 

年金は上がるどころか…

エネルギーや食料品の価格が上昇していく中で家計への負担をどう乗り越えればいいのかということを、以前、このコラムで書きました

どんなに物価が上昇していっても、それに合わせて賃金や年金の支給額が増えていけば、家計はなんとかやっていけます。

ところが現実は、電気、ガス、ガソリンから食料品まで、あらゆるものの値段が上がっているにもかかわらず、給料や支給される年金額は減るという、最悪の事態が起きています。

新型コロナのオミクロン株の爆発的な感染拡大で影響を受ける企業の業績が悪化し、従業員の給料が下がるというのはあり得る話でしょう。

けれど、物価が上がったら、それに応じて上がるシステムになっていたはずの公的年金までが新型コロナの影響で下がるというのはどういうことなのでしょうか。そのカラクリを見てみましょう。

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