2022.01.28
# 学校・教育

中学受験直前! 勝ちを掴む受験パターン実践例【慶応、田園調布学園第一希望の2人の場合】

わが子の中学受験に、保護者は適度な距離を保ちながら寄り添わなければならない。中学受験にあるべき保護者の姿勢とは…?
計27年間中学受験の世界に身を置く作者、矢野耕平が受験で後悔しない方法を伝授。塾の新学期は2月から…『令和の中学受験 保護者のための参考書』で保護者も中学受験を“正しく”理解しよう。>これまでの連載はこちら!

受験直前、生活リズムの作り方

中学受験期にわが子がポジティブな姿勢で入試本番に向けての総仕上げに取り組めるか否か……これは保護者のわが子への接し方が鍵を握っています。

保護者がわが子の中学受験に対して「のめりこんでしまう」「不安を膨らませてしまう」と、スランプに陥り入試を目前に余裕を失っている子が「逃げ場」をなくして行き詰まってしまう(やる気を失くしてしまう)ことがあるのです。

中学受験期であっても、いや、中学受験期だからこそ、保護者は自身の不安をひた隠しにして、子の前では泰然自若とした姿勢を貫くことが肝要です。

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ここでも親の「演技力」が求められています。保護者が常に「平常心」を保っているように「ふるまう」姿勢が、わが子の合格を手繰り寄せることにつながるのです。

さて、中学受験勉強に専心していると、小学校6年生のみならず、小学校4年生、5年生であっても、深夜まで勉強する癖がついてしまうことがよくあります。

睡眠時間の不足は、子の体調や日常生活をじわじわと蝕んでいく恐れがあります。

夜遅くまで勉学に励んだその代償として小学校や塾の授業でウトウトしてしまう……そうなってしまったら本末転倒ですよね。加えて、睡眠不足はホルモンバランスを崩してしまい、基礎代謝の低下を招くなんていうデータもあります。

睡眠自体には「記憶力を高め、集中力発揮を促す働き」があるそうです。実際に睡眠時間が長い子ほど、成績上位の傾向にあるという調査結果も出ています。

わたしが提案したいのは、夜は早めに寝て睡眠時間をしっかり確保する。その上で、早起きを心がけて「朝学習」の時間をたっぷり設けることです。結果的に深夜に勉強するよりも学習が捗るのではないでしょうか。

 

そして、「月曜日」にはこの科目のこれに取り組む、「火曜日」にはあの科目のあれをやる……というように一週間の学習の流れを「ルーティン化」できると、効率が一層高まります。

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