20年前のアニメ『あたしンち』が、YouTubeで「再ブーム」になっていた…!

チャンネル登録者数は60万人超え!

丁寧なチャンネル運営に宿った作品愛

次に「【アニメ】あたしンち公式チャンネル」の運営体制について、両氏に教えていただいた。

「シンエイ動画がクリエイティブコントロールを担当し、細やかなチャンネル運営や管理に関しては外部のデジタルエージェンシー(ALPHABOAT合同会社)に業務委託しています。

ミーティングを通して、季節感やトレンドを読んで特別映像として投稿するエピソードを決めたり、実際に編集してもらったりして、協力して創り上げています。チャンネル登録者数が10万人を突破したときは、けらえいこ先生の意見もシンエイ動画を通してお伝えしたりもしていますね」(宮澤氏)

シンエイ動画提供
 

「実はけらえいこ先生には、かなり意欲的にご協力いただいております! けら先生が現在執筆中の『あたしンちSUPER』という新作漫画の1巻発売のタイミングでは、漫画自体に動きを加えた『ムービーコミック』動画も投稿しました。いわゆる、メディアミックスという形をとってみたんですが、ユーザーのみなさんからもいい反応をいただけましたよ」(杉山氏)

ユーザーからの反応が直接見えるのもYouTubeの魅力だが、コメント欄の意見をチャンネル運営の参考にすることもあるのだろうか。

「“キャラクター総選挙”みたいなものはやったことがあります。そこで出た意見を加味して、特別映像を作ることもありますね」(宮澤氏)

総選挙で圧倒的な人気を誇ったみかん(シンエイ動画提供)

「ちなみに、その総選挙で圧倒的な人気を誇ったのは意外にもみかんでした。二番目が母です。ですが、不思議なことにみかんが主役の回の再生数がずば抜けて多いとか、そういうことでもないんですよね。やっぱり面白いのは母ですし(笑)。ただ、感情移入できるキャラクターという側面で見るならみかんなんでしょうね」(杉山氏)

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