20年前のアニメ『あたしンち』が、YouTubeで「再ブーム」になっていた…!

チャンネル登録者数は60万人超え!

「YouTubeチャンネルのアナリティクスを見ると視聴層の7割は13歳から34歳なので、当初の見立ては合っていたんじゃないかなと、今振り返るとそう思えますね。

『あたしンち』は、例えばNetflixさん、Amazon Prime Videoさんといった映像配信サイトに今出させていただいても、恥ずかしくないポテンシャルを持つアニメーションだと思います。ですが、せっかくネット配信をするならば無料で楽しんでいただきたい。だからこそYouTubeを舞台に取り組んでみようと企画しました。あとは、もしかしたら海外の方々にもリーチできるのではないか、という期待もありましたね」(宮澤氏)

シンエイ動画提供
 

現在、『あたしンち』はU-NEXTやdTVといった有料動画配信サービスでも観られるが、こうしたプラットフォームでの配信とYouTubeチャンネルはどう差別化しているのだろうか。

「基本的には、YouTubeは動画を常設しておくということがなかなかできないので、再生数上位の数話を除いたそのほかの動画はあくまでも期間限定公開という方式をとり、特別感を演出しています。

例えば、テーマに沿った本編をダイジェストにまとめて公開したり、オープニングテーマの動画を単体でアップしてみたりなど、工夫していますね。というのも、原作のけらえいこ先生から、『せっかくやるなら特別感のあることをやってほしい』という御達しをいただいているので、そういった部分には注力しています」(宮澤氏)

 

「実は今回の『あたしンち』の配信は、シンエイ動画としてYouTubeチャンネルを始めた第一弾作品なので、独自の展開や運営ができたのもメリットだったと思います。それでは自信をもって出せる『あたしンち』ではどういう結果が出るんだろう、とワクワクしながらやってみたところ、自分たちが想定していた以上に幅広く受け入れてもらえたというわけです。

YouTubeでの展開は今後も肝になってくる予感はしておりますので、うちとしてはいいチャレンジになった作品だと感じています」(杉山氏)

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