2022.01.31

外務省で「異例人事」…同じ役職を「バトンタッチ」した”小野夫妻”とは、いったい何者か…?

妻が降格、夫は昇格

夫婦で同じ役職を「バトンタッチ」する極めて珍しい人事が、霞が関で話題を呼んでいる。

外務省経済局長の小野日子氏('88年入省)が1月11日付で外務報道官へ異動し、後任に地球規模課題審議官で夫の啓一氏('88年入省)が昇格したのだ。

啓一氏は東大法学部卒の56歳。韓国や北朝鮮を担当する北東アジア課長を'10年8月から5年間務め、'14年には北朝鮮が日本人拉致被害者・行方不明者の全面的な調査を約束した「ストックホルム合意」を主導した。

最近では環境問題などを担当する地球規模課題審議官として、菅義偉前首相が打ち出した「温室効果ガス46%削減」にも関わった。

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脱炭素政策は、産業政策を所管する経済産業省と温室効果ガスを減らしたい環境省の利害が真っ向から対立する難しい課題だが、啓一氏が「各省庁に配慮しながら手堅くまとめた」(政府関係者)という。

一方の日子氏は、啓一氏と同い年の一橋大社会学部卒。東京オリンピック・パラリンピックの広報局長、さらに菅政権の内閣広報官を務めたことで一躍有名になった。

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