2022.01.28

トップが変わっても、体質は変わらない…日本の「官邸官僚」人事の舞台裏

鉄板の「指定席」は崩れたが

「意外なサプライズ人事ではありましたね」(全国紙政治部記者)

内閣危機管理監に村田隆元警察庁警備局長が抜擢され、永田町では驚きをもって迎えられた。

「内閣危機管理監は、これまで警視総監経験者の指定席とされてきました。今回それが覆ったのは、元警察庁長官である栗生俊一官房副長官(63歳)の意向が強いとされています」(同前)

安倍晋三・菅義偉政権で官房副長官と内閣人事局長を兼ね、9年間も霞が関の人事を牛耳ってきた杉田和博氏(80歳)が、岸田文雄政権となって退任。代わりに官邸にやってきたのが栗生氏だ。

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「杉田さんと同様に栗生さんも内閣人事局長を兼ねており、『生粋の官邸官僚』といったところでしょうか。栗生さんは警察庁時代から、人事では好き嫌いが激しすぎるとの評がつきまとっていました」(警察庁関係者)

栗生氏のその強権的な人事は庁内でも「恐怖政治」と揶揄されていたという。

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