退陣しても変わらない、菅義偉とNHK「癒着体質」のウラ舞台

内部では大激論
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冒頭で引いたシーンでは、昨年9月にマスコミが速報を打ち、退陣のきっかけとなった「衆院解散強行」報道を菅氏本人が全否定した。確かに偏りの感じられる仕上がりだが、なぜそうなったのか。

「実は、この番組は菅氏に近い政治部デスクのK氏が最終チェックしていました。菅氏と同じ東北出身で、前政権下では『ニュースウオッチ9』で菅氏の生出演をコーディネートした。局内では『菅銘柄』で知られています」(報道局中堅記者)

 

退陣後はNHKへの支配力も薄れたと思いきや、「菅氏が(NHKの監督官庁の)総務省のドンであることは変わらない。依然として前田(晃伸)会長の菅氏への忖度が、現場にも影響している」(前出・報道局関係者)。

その隠然たる力が透けて見える番組だった。

『週刊現代』2022年1月29日・2月5日号より

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