生理ってどうしてなるの?
このお腹痛いの、普通?
生理のときってお風呂入っていいのかな。
生理不順なんだけど……。

そんな生理の素朴な疑問や悩みを抱えている人は少なくないのではないだろうか。
産婦人科医の高尾美穂さん監修による『生理中です』(パク・ボラム著 ミン・ウネ著/世界文化社)は、初潮のことから生理とはなにかということ、更年期、生理不順などの不調でわかる疾患についてなど、多岐にわたって生理について紹介されている「生理のトリセツ」だ。

「生理って何?」を多くのイラストを使い、わかりやすく紹介してあり、これをみると、生理の面倒くささは当然ながらバンコク共通だということがよくわかる。

本書より、「知っているようで知らない生理の基礎知識」を中心に抜粋の上ご紹介しよう。

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理解すれば、対策もできる

なによりも、「生理を知る」ことは、女性がより健やかに生きることにつながる。高尾さんは本書の巻末に以下の文章を寄せている。

自分の状態がどういう状態なのか、そこから始めないと結局は、自分が生理や妊娠に振り回されてしまいます。例えば、ピルの効能を知らなければ、ピルが生理を減らすメリットがあることもわかりませんし、ピルで生理の量や回数を減らすことで子宮や卵巣への負担を減らして、自分の体がラクになることを知る由もないのです。

とにかく、まずは基本的な体の仕組みを知ってほしいと思います。仕組みを知れば、不調の理由も理解できますし、対策を考え、選ぶことができます。そして、いつも「自分にできることが何かないか」という目で探し、不調を放っておかないこともとても大事です。

「辛いけど仕方ない」「辛いけどちょっとしたら終わるから…」と思って我慢していませんか? Photo by iStock

女性がつい不調を放っておくのは、その時期を過ぎればよくなってしまうものが多いからです。生理痛というのは生理が終われば特段問題はありませんし、PMS も生理がくると改善します。産後の尿もれも多く人が経験しますが、いずれはなくなる、と思っているので誰にも相談しないわけです。

いずれはどうにかなる、という低め安定という時期を我慢するのはもったいないです。例えば生理に関していうならば「生理は病気じゃないけれど、生理痛は病気です」、そういう認識をしっかり持つことです。対策方法というのがいくつも確立されている時代だから、どれが自分の性格や生活にマッチするのかという目で探してみることが大事です。

ずっと体の不安を抱えて毎日を過ごすのは、本当にもったいない時間の過ごし方です。心配ごとがあるということは、集中したいときに集中できないわけですから。まずは基本的な体のしくみに対する理解、それによって起こる不調、それから対策、という順番で自分の体と常に向き合っていってください。

では具体的に「生理って何?」を見ていこう。