プロ野球史上、最もスゴい「オールスター」を明かす…!セ・パ「怪物投手」を大公開

データから徹底分析

オールスターやベストナインはファンや記者の投票で決まるため、印象に左右されがちだ。しかし、ここでデータ主義を徹底する。チームへの貢献度を物差しに、セ・パの最強軍団を編成するのだ。

権藤、権藤、雨、権藤

これまでの記事で、様々なデータを元にダルビッシュ有(現パドレス)、王貞治(巨人)をそれぞれ史上最強の投手、打者として選出してきた。

今回で選出するのは、「史上最高のオールスター」だ。

今回もデータを徹底的に洗い、セ・パ両リーグのオールタイム・ベストナインを決定する。分析を依頼したのは、大量のプロ野球データを収集・研究しているブロガーの竹下弘道氏だ。

選出にあたっては、各候補が最高の数値を出した年の成績を採用。投手、野手それぞれ最適と思われる指標を用いた。

さっそく、投手から見ていこう。

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先発投手の指標は、「投手WAR」を採用した。

「簡単に言えば、『平均的な控え投手と比較して、その選手がチームの勝利数をいくつ増やしたか』を示す指標です。バックの守備や打線の影響を極力排除し、奪三振や与四球といった投球成績から、どれだけ勝利に貢献したかを割り出します」(竹下氏)

数字が大きいほど貢献度が高く、先発投手が年間を通して平均的な活躍をした場合、2前後の値となる。

登板数が多い時代の選手は高い値が出やすい傾向があるので、今回はローテーション制、分業制が確立される前の'79年以前と'80年以降とで分けて選出した。

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