2022.01.25
# サッカー

稲本に続き今野も! まさにリアル“キャプテン翼”の南葛SCが「大物」を次々と呼べたワケ

“キャプテン翼級”の衝撃

東京都葛飾区で活動するサッカークラブが、現実世界で“キャプテン翼級”の衝撃を巻き起こしている。南葛SCは世界的な人気を誇る名作『キャプテン翼』に登場するチームだが、同時に作者の高橋陽一氏が代表を務める実在のチームでもある。J1からJ2、J3、JFL……と数えて5部に相当する関東1部リーグに、昨年12月昇格を果たし、今季はJFL昇格を目指して戦う。

『キャプテン翼』の作者で、実在する「南葛SC」の代表も務める高橋陽一氏/写真=松岡健三郎

南葛SCはこのオフに“5部離れ”した補強をはかり、稲本潤一や今野泰幸などのビッグネームを獲得した。稲本は42歳、今野は39歳のベテランだが、オリンピックとワールドカップのピッチに立った掛け値なしの一流選手。代表キャップ数は稲本が83試合(歴代15位)、今野は93試合(歴代12位)で、いずれも日本代表における主力ボランチだった。

稲本選手(写真左:2002年のW杯ベルギー戦でのゴール後)/photo by gettyimages
今野選手(写真は2017年のEAFF E-1サッカー選手権出場時)/photo by gettyimages
 

今回は代表取締役専務、GMとして南葛SCの経営と強化を切り盛りする岩本義弘氏に、サプライズ補強の内幕を語ってもらっている。<以下敬称略>

「ビッグネーム」と契約の経緯は

南葛SCになぜ複数の超大物が加入したのか? 背景には偶然も含めた複数の要素があった。下町クラブのGMは契約の経緯をこう振り返る。

「先にオファーしたのは稲本です。代理人が関係のいい方で、SC相模原を契約満了になったときに聞いたら、J2でもJ3でもオファーはあるだろうという話でした。一方で『南葛に興味があるらしい』とも聞いたので12月に会って交渉し、1月前半に合意しました」

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