2022.01.25
# サッカー

稲本に続き今野も加入発表! “東京23区からJ入り”目指す「南葛SC」に大注目なワケ

大島 和人 プロフィール

大物続々の南葛SC、その“現在地”

岩本はいう。

「選手の質には正直に言って自信があるし、コーチングスタッフにも自信があります。監督、コーチは2年目かそれ以上なので、ベースがある上でシーズンに臨めます」

南葛SCの岩本義弘GM/筆者撮影

稲本や今野を筆頭に、関東1部とは思えないほど充実したメンバーが下町クラブに揃った。例えばMF関口訓充はベガルタ仙台で通算370試合のリーグ戦に出場している宮城のレジェンド的存在。彼の加入を受けて、東北地方の企業からスポンサー契約も含めた問い合わせが相次いだという。

筑波大、法政大といった強豪校出身でJリーグ入りにあと一歩で届かなかった魅力的な若手もいる。加藤威吹樹は法政大の主将を務めていたDF。双子の弟・陸次樹はセレッソ大阪でプレーするFWだ。さらに大学生の実力者、昨季はJ2でプレーしていた選手など7,8人が練習に参加している。

森一哉監督は川崎フロンターレのコーチを務めていた指導者で、その後も名古屋グランパスのヘッドコーチを務めたキャリアの持ち主。川崎時代は稲本と同じチームに在籍していた。

 

チームが次に目指すステージはJFL。J1から数えて4部に相当する全国リーグだ。もっとも今季の南葛SCが戦う関東1部は元Jリーガー、プロ契約の選手が当たり前にいる難しいカテゴリーだ。ブリオベッカ浦安、栃木シティFCはJFLを戦った経験があり、VONDS市原もJリーグ入りを目指している。流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎は大学のセカンドチームだが、かなり手強い。

今季の展望について、岩本は慎重だ。

「これだけのメンバーを揃えても、去年からの積み上げがあっても、初年度だし、相手は手強いチームだらけ。1チームも勝ち点を計算できるような相手はなくて、残留争いをしてもおかしくないと思っています」

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