2022.01.29

渋野日向子、どん底からの「V字復活」…全米女子で「シブコ・スマイル」が期待できるワケ

アメリカの女子ゴルフツアーが、いよいよ開幕した。ここ10年ほど韓国の女子ゴルファーたちに水をあけられていた日本のプレーヤーたちだが、今年はその活躍も期待できる。なかでも誰よりも米ツアー開幕を待ち焦がれ、参戦するためにすべてを懸けてきたのは、間違いなく渋野日向子だ。

'19年の「全英女子オープン」優勝後、成績不振に陥り復活の道をひたすら模索し続けた渋野。人気者ゆえの重圧と挫折を前に選んだのは、「茨の道」だった。

前編記事:【女子ゴルフ】渋野日向子「重圧と挫折」のウラで、自ら選んだスイング改造という「茨の道」

ついてきた自信

'20年限りで恩師・青木翔コーチのもとを離れた渋野は、たった一人で新たなスイングを模索した。

そんな孤独な闘いがようやく実を結び始めたのは、昨年の秋のことだ。

9月半ばの「住友生命東海クラシック」で、昨年初の1ケタ順位となる4位タイに入賞したのだ。

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風雨が吹きすさび、我慢比べのゴルフが続くなか、西村優菜や大里桃子ら上位陣に食らいついた。

ドライバーの精度にはまだばらつきがあった。だが、100ヤード以内のウェッジショットが見るからに安定していた。

「あの頃から、『振れているな』という感じがしてきました。渋野選手の頭のなかで理想とするスイングと、身体の感覚が合ってきたのではないでしょうか」(ゴルフ解説者の村口史子氏)

変化が見られたのは、技術面だけではない。メンタル面でも、以前とは違うタフさを感じられるようになった。

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