2022.01.29

渋野日向子「重圧と挫折」のウラで、自ら選んだスイング改造という「茨の道」

「全米女子オープン」いよいよ開幕

全英制覇はマグレだったのか。外野からの声に焦ったこともある。だが、ぐっとこらえて、自分のやり方で一歩ずつ前に進んできた。憧れのアメリカで勝利を手にする。ただその栄光の日のために—。

すべてを懸けてきた

アメリカの女子ゴルフツアーが、いよいよ開幕した。

「今年の主役となるのは、間違いなく『ジャパニーズガール達』でしょう」

こう語るのは、長年ツアーの取材を重ねてきたゴルフジャーナリストの舩越園子氏だ。

「'09年の賞金女王に輝いた申ジエやキム・ヒョージュ、コ・ジンヨンなど、ここ10年ほどの米女子ツアーは韓国勢が旋風を巻き起こしていました。しかし今季からは、昨季賞金ランキング3位の畑岡(奈紗・23歳)に笹生(優花・20歳)、古江(彩佳・21歳)、そして渋野(日向子・23歳)と、日本勢が4人も本格参戦する。

彼女たちは揃って実力派なので、米ツアー関係者からの注目度が非常に高くなっているのです」

畑岡奈紗選手(Photo by gettyimages)畑岡奈紗選手(Photo by gettyimages)
 

日本人4選手のなかで活躍を期待できるのは誰か。普通に考えれば、米ツアー常連の畑岡、昨年の「全米女子オープン」覇者の笹生、そして国内ツアー賞金ランキング2位の古江、最後に渋野という順番になるだろう。

だが、4人のなかで誰よりも米ツアー開幕を待ち焦がれ、参戦するためにすべてを懸けてきたのは、間違いなく渋野だ。

'19年の「全英女子オープン」優勝、そしてその後の熾烈な賞金女王争いから一転して、たった1勝も挙げられないまま終わった'20年。そして、復活への道をひたすらに模索し続けた'21年。

ここ2年ほどの渋野の不振を「周囲からの期待に押しつぶされた」と見る向きは多い。

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