食べることは、生きる基本。だから、子どもは“食育”を通して、食にまつわる正しい知識を身につけ、生きる力を育みます。でも、大人はどうでしょう? 食を取り巻く状況は日々目まぐるしく変わっています。深刻化している貧困問題や、社会全体での取り組みが叫ばれている食品ロス問題。漁業も、農業も、今大きな転換期にあります。未来の食を考えるには、現状を知ることが大切。今知っておきたい食の課題と、解決に向けた取り組みを学びましょう。
今回は、日本の伝統食に、食の問題解決のためのヒントを探してみましょう。古くから受け継がれてきた食の知恵には、多くの学びがあります。
講師:小泉武夫さん
こいずみ・たけお/農学博士。醸造学、発酵学、食文化論の専門家。1943年、福島県小野町の酒造家に生まれ、家業を継ぐため発酵道へ。発酵文化推進機構理事長、和食文化国民会議顧問などを務める。
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マンガで学ぶ、日本の食文化
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