2022.01.23

「クレーマーママ友」に我が子が監視され…38歳主婦が経験した「保護者トラブル」

長島 ともこ プロフィール

浩子さんからの“LINE攻撃”が続くうち、香織さんに異変が生じるようになりました。

「勇太の下校時刻が近づくと、心臓の鼓動が激しくなるようになってしまいました。下の子の園のお迎えに行きながら『今日は大丈夫だろうか』『浩子さんからまたLINEがきたらどうしよう』など不安な気持ちでいっぱいになり、気持ちがしずんでしまうのです。

夫に相談しても、『そんなのほっとけ』『気にするな』の一点ばり。幼稚園時代のママ友にも相談しようとしたのですが、子どもの小学校入学を機に仕事を始めてみんな忙しそうにしていて、相談するタイミングを逸してしまいました」

 

まさかそこまでするなんて

不安感と孤独感にさいなまれる香織さんに追い打ちをかけるように、新たな事実が判明します。

浩子さんが、学校にかけあってA子ちゃんの下校時の通学路を変えたことがわかったのです。本来通学路の変更は、登下校の班単位でしかできないことになっていたそうですが、「娘が不快な思いをして困っているから」と校長先生に直談判し、浩子さんが毎日A子ちゃんを学校まで迎えに行くことを条件に、話をつけたそうです。

「ママ友経由でこのことを聞き、本当にびっくりしました。まさかそこまでするなんて。何よりショックだったのは、A子ちゃんの通学路の変更の原因がうちの息子にあるらしいということが、1年生の保護者の間で噂になっているというのです。気づいたら、勇太が悪者になっている…その事実にいたたまれない気持ちになりました。

A子ちゃんを通学路変更させるまで追い込んだ勇太は悪い子なのだろうか。こんな風になってしまったのは、私のしつけがいけなかったのだろうか。今ごろ、保護者の間で息子と私の噂話でもちきりになっているにちがいない…など、さまざまな思いが頭の中をグルグル回り、気がついたら涙がポロポロこぼれてきてしまいました」

という香織さん。

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