「極端語」は言いかえたほうがいい
言いかえは、なかなか相手が納得しないときや、そのままストレートに伝えるときつく聞こえてしまうときにも力を発揮します。

「きつく言いすぎてしまった」と後悔したことがある人は多いんじゃないでしょうか。僕もあります。熱が入ってしまうと、つい強い表現になってしまうことがあり、何度も反省しています。
言いかえをしたほうがいい言葉は、たとえば「極端語」です。
これは「いつも」「全部」「ちっとも」など、否定をするときに使うことで、否定を強烈に後押しする言葉になります。
「どうして、いつも遅刻するの?」
「いったい何度言ったらわかるんだ!」
「いったい何度言ったらわかるんだ!」
これが極端語です。
この場合は、「いつも」「いったい」という言葉を使わず、別の言葉に言いかえます。
「どうして、遅刻するの?」
「何度も言っているのでわかってほしい」
「何度も言っているのでわかってほしい」
極端語の詳細は『会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく』という本に掲載されています。「極端語」以外にも「悪意の比喩」「断定語を使う」「質問形式で責める」など、言いかえしたほうがいいシーンでの方法が解説されています。