育児書や他の子と比べてしまう

首が座る、腰が座る、真似をするようになる、はいはいを始める……など段階的な成長をする赤ちゃん。出産後の検診や、育児書、あるいは遊びに行った児童館などで、成長を比較して「我が子は成長が遅いけど大丈夫だろうか」と不安になることってありますよね。

育児書が掲載している成長内容は、あくまでも“平均値”であり、○ヶ月になったらこれができないとダメ、というわけではないのですが、どうしても気になってしまうもの。とくに、他の子ができているのを見ると、さらに不安になってしまい、関わり方に問題があるのかも?と自分を責めてしまう場合も。

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現在2歳の娘と11ヶ月の息子、2人を育てている千秋さんは1人目の育児中にノイローゼ気味になってしまったと語ります。

「もともと細かいことが気になる性格でしたが、産後はさらにいろいろなことが気になり、敏感になっていました。育児書を見て勉強しては、その通りにならないと不安でした。寝返りもなかなかできなかったですし、指差しなども育児書に書いてある月齢にはできなかったので、そのたびに不安になっていました。

気分転換に行ったはずの子育てひろばなどでも、ついつい同じような月齢の赤ちゃんと我が子を比べてしまい、他の子はできるのに、なぜうちの子はできないんだろう? わたしの接し方が悪いのかもしれない、と自分を追い詰めました。そうしてできないことばかりが気になってしまって、気持ちが塞いでいってしまったんです。

振り返ってみれば子どもはそれぞれ個性があってみんな同じように育つわけではないと分かるのですが、1人目のときはとにかく育てなければ!と必死でした。今、2人目が11ヶ月ですが、1人目のときより気を楽にして育てられています」

子どもの健やかな成長を願うからこそ、気になってしまう我が子の成長度合い。育児書はあくまでも参考と分かっていても、どうしても比較してしまう気持ちは痛いほど分かります。

変化するライフステージに寄り添う情報サイト『ママリ』で連載中の人気漫画「ふわふわハム美さん」は、母親である“まみ”が、生後9ヶ月の息子“まこと”の育児に悪戦苦闘する物語ですが、そこに登場するハムスター(!)のハム美さんは、こうした“育児への漠然とした不安”に優しく寄り添ってくれると話題です。